月ノ字(刷毛目)皿 共箱
小林東五造
鉄絵の月の字が映える丸皿。
刷毛目の掠れや、中心に円く残された地の質感のどちらもが、月の表情を思い起こさせる。
晩秋を惜しみながら嗜む酒席にそえて。
鉄絵の月の字が映える丸皿。
刷毛目の掠れや、中心に円く残された地の質感のどちらもが、月の表情を思い起こさせる。
晩秋を惜しみながら嗜む酒席にそえて。
小林東五 (Kobayashi Togo)
1935 -
長崎県対馬の陶芸家。
井戸、粉引、三島、刷毛目など李朝高麗陶磁を継承する第一人者として知られる。
雲道人(小林全鼎)の長男として京都に生まれ、
父のもとで漢籍、書道、篆刻を学ぶと共に陶芸の制作を始める。
1973年より高麗陶磁研究のため韓国に渡る。
帰国後の1981年長崎県対馬市に對州窯を復興し、2005年まで作陶に終始。