十六代永楽善五郎(即全)造 南蛮銚子 共箱

精緻に刻まれたロクロ目と、蓋に鎮座する鳥の意匠に職人の心意気を感ずる南蛮銚子。
日常の酒席に用いて、客人とその趣を語らうのも面白いでしょう。

最大幅:約16cm
高さ(持ち手含):約10cm

永楽即全(Eiraku Sokuzen)

1935-1998
京都の茶陶「永楽家」の十六代当主。
千家十職のひとつである土風炉師・焼物師を継承し、染付、色絵、金襴手など様々な技法を用いた茶碗をはじめとする茶陶を制作した。
父である十五代永楽善五郎の急逝により、18歳で家督を継承。以降伝統的な技法を継続しつつも、現代的な感覚を取り入れた作品は高く評価され、京都国立博物館にも収蔵されている。
1990年に勲五等瑞宝章を受章。

十六代永楽善五郎(即全)造 南蛮銚子 共箱

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