唐津皮鯨ぐい呑 共箱
中川自然坊造
皮鯨とは、鉄絵を塗られた口縁と胴とのコントラストが、
鯨の皮身の部分に似ていることから名付けられた唐津の伝統的な装飾。
殊更このぐい呑みでは口縁に散らされた白釉が長年を生きた鯨の肌を彷彿とさせて面白い。
日常の晩酌のお供に。
皮鯨とは、鉄絵を塗られた口縁と胴とのコントラストが、
鯨の皮身の部分に似ていることから名付けられた唐津の伝統的な装飾。
殊更このぐい呑みでは口縁に散らされた白釉が長年を生きた鯨の肌を彷彿とさせて面白い。
日常の晩酌のお供に。
中川自然坊(Nakagawa Jinenbo)
1953 - 2011
佐賀県東松浦郡の陶芸家。本名中川憲一。
会社員を辞め井上東也に師事。その後生家に割竹式登窯築窯し独立する。
赤土に棕櫚(しゅろ)の繊維で作った刷毛を使い濃い化粧土を塗り、高温で焼成することにより力強い刷毛目の器を生み出す。
2000年より奥高麗復元に従事し、また2003年からは井戸茶碗復元に従事した。