眞葛香山造 仁清写七宝独楽文蓋物
整然とした筒形の立ち姿に、七宝紋と独楽紋がよく映える。
七宝はご縁の繋がり、独楽は慶事が巡ることを現す。
祝いの席で活躍してくれることでしょう。
七宝はご縁の繋がり、独楽は慶事が巡ることを現す。
祝いの席で活躍してくれることでしょう。
眞葛香山(Makuzu Kozan)
1842 - 1916
京都の陶工の家に生まれる。
19歳で家業を継ぎ、29歳で横浜に輸出用陶磁器工房を開く。
当初、薩摩焼を模倣していたが、高価な金彩に代わり精巧な彫刻を施す「高浮彫」を開発。
35歳でフィラデルフィア万博に出品し国際的評価を得た。
晩年は釉下彩にも取り組み、繊細な作風も確立。 彼の作品は「真葛焼」と呼ばれ、海外に輸出された。